[サマーウォーズ] 聖地「上田」訪問前に、読んでおきたいコミック (「花の慶次」「影武者徳川家康」)

花の慶次―雲のかなたに (第1巻) (Tokuma comics) 影武者徳川家康complete edition 1 (トクマコミックス)


今、信州上田といえば、映画「サマーウォーズ」。

ですが、上田といって忘れてはならないのが、戦国時代に天下に名を轟かせた、六文銭の真田父子(真田昌幸・幸村)。

サマーウォーズ」を見て上田を訪問する際、より上田を楽しむために、ぜひ真田関連のコミックを読んでおくことをオススメします! 陣内家の門のモデルも、真田氏の名城、上田城がモデルになっていますからね。

サマーウォーズ」と真田父子で、上田訪問の楽しさも倍増です!!



■ 花の慶次−雲のかなたに− (原作:隆慶一郎 / 作画:原哲夫
花の慶次―雲のかなたに (第1巻) (Tokuma comics) 花の慶次―雲のかなたに (第2巻) (Tokuma comics) 花の慶次―雲のかなたに (第3巻) (Tokuma comics) 花の慶次―雲のかなたに (第4巻) (Tokuma comics) 花の慶次―雲のかなたに (第5巻) (Tokuma comics) 花の慶次―雲のかなたに (第6巻) (Tokuma comics) 花の慶次 7 完全版 (トクマコミックス) 花の慶次―雲のかなたに (第8巻) (Tokuma comics) 花の慶次―雲のかなたに (第9巻) (Tokuma comics) 花の慶次―雲のかなたに (第10巻) (Tokuma comics) 花の慶次―雲のかなたに (第11巻) (Tokuma comics) 花の慶次―雲のかなたに (第12巻) (Tokuma comics) 花の慶次―雲のかなたに (第13巻) (Tokuma comics) 花の慶次―雲のかなたに (第14巻) (Tokuma comics) 花の慶次―雲のかなたに (第15巻) (Tokuma comics) 


wikipedia:花の慶次



私がオススメするのは、まず「花の慶次−雲のかなたに−」。

だが、それがいい」という慶次のセリフで有名なこの作品ですが、漢(おとこ)の何たるかを教えてくれる、見事な作品です。 なにせ、男が惚れる漢(おとこ)、それこそが前田慶次ですからね。

この「花の慶次」には、真田昌幸・幸村父子がしっかり登場しています。 特に幸村は、作中の重要なキャラクターの一人です。




■ 影武者徳川家康 (原作:隆慶一郎 / 作画:原哲夫
影武者徳川家康complete edition 1 (トクマコミックス) 影武者徳川家康complete edition 2 (トクマコミックス) 影武者徳川家康complete edition 3 (トクマコミックス) 影武者徳川家康complete edition 4 (トクマコミックス) 


wikipedia:影武者徳川家康


次にオススメするのが、「影武者徳川家康」。

サマーウォーズ」内で何度も取り上げられる、上田合戦が登場しています。

この「影武者徳川家康」は意欲的な作品で、実は徳川家康関ヶ原の戦いの序盤に暗殺されており、その後の指揮を取って関ヶ原の戦いを勝利に導き、その後、天下を徳川家のものとしたのは、実は家康の影武者ではなかったか、というストーリーで展開しています。

原作は、隆慶こと、隆慶一郎さん。 この「影武者徳川家康」で隆慶一郎さんのことを知ってから、氏の作品をいくつか読みました。 小説も実に楽しいのですが、個人的に大好きだったのが、「時代小説の愉しみ」。 これがいいんですよね。 今でも好きな作品です。

時代小説の愉しみ (講談社文庫)


ちなみに「影武者徳川家康」のコミックは、でっぷり太っていたはずの徳川家康が、主人公補正ですらっとしたかっこいいおじ様になっています。 まぁ、太ったタヌキおやじの活躍よりは、かっこいいおじ様の方が、人気も出るってものですしね。

で、作中、徳川秀忠は主人公サイドに対する悪役として登場するわけですが、この秀忠がよせばいいのに百戦錬磨の真田昌幸に手を出して、すっかりやり込まれるのが上田合戦。 おかげで秀忠は、重要な会議に遅参する羽目になるわけです。 大軍をもってもみ潰そうとする秀忠相手に、少数の真田勢が徳川勢を翻弄する様は実に見事。 上田合戦に関するページ数は少ないですが、読んでおくと、楽しいと思います。

私はこの「影武者徳川家康」で上田合戦の話は知っていたので、「サマーウォーズ」で上田合戦の話が出てきたときも、「あぁ、あの時の」とすんなり理解できました。 コミックによる知識も、なかなか侮れませんよ。


花の慶次−雲のかなたに−」と「影武者徳川家康」といった原哲夫作品で、真田昌幸のタヌキぶりと、真田幸村の純粋さ・凛々しさを知っておくと、上田訪問の魅力がグンと増すと思います。




■ 真田太平記 (池波正太郎
真田太平記(一)天魔の夏 (新潮文庫) 真田太平記(二)秘密 (新潮文庫) 真田太平記(三)上田攻め (新潮文庫) 真田太平記(四)甲賀問答 (新潮文庫) 真田太平記(五)秀頼誕生 (新潮文庫) 真田太平記(六)家康東下 (新潮文庫) 真田太平記(七)関ケ原 (新潮文庫) 真田太平記 (八) 紀州九度山(新潮文庫) 真田太平記(九)二条城 (新潮文庫) 真田太平記(十)大坂入城 (新潮文庫) 真田太平記(十一)大坂夏の陣 (新潮文庫) 真田太平記(十二)雲の峰 (新潮文庫)


wikipedia:真田太平記


小説では、もちろん、池波正太郎先生の「真田太平記」。 これは基本中の基本ということで。

上田には、池波正太郎真田太平記館がありますからね。 上田に行くなら、外せません。




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wikipedia:サマーウォーズ

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