[引用] スイス人銀行家の教え −お金と幸せの知恵を学ぶ12のレッスン （本田健/大和書房）

このコーナーは、私が大好きな作家、本田健さんの著書の中から、そのときピンときた言葉を書きとめたものです。

スイス人銀行家の教え―お金と幸せの知恵を学ぶ12のレッスン

　人生を変える知恵を学ぶ　（p.158−159より）

「僕は、自分を動機づけるということを聞いてみたいです。　恥ずかしい話なんですが、アメリカであれだけ、素晴らしい教えをゲラーさんから受けたのに、日本に帰ると、すぐにだらしのない自分に戻っていました。　今度も、非常にラッキーなことに多くの教えを受けているのにもかかわらず、果たして持続できるかどうか、自信がないんです」

「よく正直に自分の弱さを認められたね。　それができれば、半分は成功したも同じさ。　まず、自分の状態を悪いと判断して、嫌わないことだね。　だらしなくていいじゃないか。　君は、そんなだらしない時期を懐かしく思うだろう。　だらしないことができた自分をほめてあげなさい。　世の中には、だらしのない生活をしようと思っても、できない連中も多いのだからね」

変なところをほめてもらった僕は、くすぐったいのと、うれしいので、不思議な感じにとらわれたのだった。　ホフマンさんがなにか思い立ったように言った。

「おもしろい実験をしてみよう。　今から、車に乗って、町へ繰り出そう」

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「 過去を受け入れ、未来をしっかりと見つめ、現在を真剣に生きるのだ 」　

　　　出典：「スイス人銀行家の教え」（本田健／大和書房），p248

本田健さんと、この本の出版に関わったすべての方々に、心から感謝しています。　素晴らしい本を世に出してくれて、本当にありがとう。